新居に引っ越しをしたその日から何を準備し、最初の2〜3日で完了させるべきかについて、新生活が始まるドキドキする時期には特に多くの方が疑問を抱くことでしょう。
ただ荷物を運び入れるだけではなく、その後の快適な生活を送るためには、様々な手続きや準備が必要です。ここでは、新居入居後、最初の3日間に行うべき事項をご案内します。
入居後初の3日間で行うべきことリスト
以下、新居に入居後3日以内に行うべき事項とそれぞれの優先順位をリスト化しました。計画的に行動しましょう。
作業内容 優先度
- 新居の鍵受け取り 高
- 荷物の搬入 高
- (業者任せ)指示出し 中
- (業者任せ)荷物検査 高
- 近隣への挨拶用品の準備 中
- 近隣への挨拶 中
- 電気ブレーカーの確認 中
- 水道の使用可能確認 中
- ガスのメインバルブを開ける(立会い要) 高
- 荷解きと部屋の整理 中
引っ越し後の初日から3日間は、荷物の搬入と整理に加え、新生活をスムーズに始めるための各種手続きが必要です。
次に、これらの各項目について詳しく解説します。
新居の鍵受け取り
まずは、不動産管理会社から新居の鍵を受け取ります。通常、契約開始日つまり入居日に鍵を受け取ることができます。鍵を受け取る方法は主に次の2つです:
- 不動産管理会社に直接訪問
- 新居で不動産管理会社の担当者と会って受け取る
どの方法を選ぶにせよ、事前に管理会社としっかりと調整を行うことが大切です。ただし、入居前日に部屋の清掃をしたい、引っ越し業者が営業時間前に到着予定であるなど、特別な事情がある場合は、引っ越しの日程が決まり次第、管理会社に連絡し、希望のタイミングで鍵を受け取れるよう調整をしてください。
新居での清掃
新居に荷物を運び入れる前に、消毒することを推奨します。特に、長期間誰も住んでいない古い物件の場合、清掃が十分でない可能性や隠れた害虫がいるかもしれません。
荷物を運び入れる前に消毒を行うことで、衣類や食器などへの影響も最小限に抑えることができます。
ただし、注意が必要です。市販の消毒を使用する場合、2〜4時間程度かかるため、引っ越し業者を利用している場合は時間に余裕を持って計画してください。
市販の消毒の使用中に業者が待たされると、迷惑をかけるだけでなく追加料金が発生する可能性があります。
もし荷物搬入前に十分な時間が取れない場合は、荷解き前に市販の消毒を使用することでスムーズに作業を進めることができます。
荷物の搬入
鍵を受け取った後は、荷物の搬入に移ります。引っ越し業者を利用している場合は、業者が荷物を運びますので、どこにどの荷物を置くかの指示を出すだけで大丈夫です。
荷物の内容や配置場所を箱に記載しておくと、より迅速に作業が進むでしょう。サービスによっては、大型家電や家具の設置、さらには荷解きまで行ってくれる場合もありますが、その場合は追加料金が発生しますので注意してください。
自分で引っ越しをする場合は、壁や床を傷つけないように慎重に荷物を配置しましょう。
搬入した荷物の確認
搬入が完了したら、すぐに荷物や部屋の状態をチェックしてください。もし破損や紛失があれば、業者に速やかに報告し、対応を依頼します。
業者が去った後では補償が難しくなるので、在場中に確認することが重要です。
荷解きと部屋の整理
業者に荷解きを依頼していない場合、自分で荷物を搬入した後に荷解きと整理を行いましょう。荷解きと整理は一気に行うことをお勧めします。
時間が経つにつれて片付ける意欲が低下し、ダンボールが部屋に残ってしまうことも。新生活をスタートするにあたり、早めに荷解きと整理を済ませることが快適な生活への第一歩です。
近所への挨拶と手土産の準備
新居に引っ越したら、近隣住民への挨拶をお勧めします。挨拶は省略する人も増えていますが、挨拶によって良好な関係を築くことができます。ただし、防犯の観点から一人暮らしの女性などは挨拶を控える場合もあります。
挨拶に行く際は、手土産を持参し、不在の場合は後日再訪または手紙で挨拶するのが一般的です。何度訪問しても不在が続く場合は、無理に追求せず、手紙で挨拶を済ませるか、偶然の出会いがあった時に挨拶するのが良いでしょう。
引越し初日からの確認リスト
ここでは、新居への引越し後、最初の3日間で行うべき事項をまとめました。入居時には鍵の受け取りから始め、時間があれば害虫予防のための市販の消毒使用も検討しましょう。
引越し業者がいる場合は、彼らへの指示出しが必要です。荷物が届いたら、破損や紛失がないかをすぐに確認し、早めに荷解きと整理を行いましょう。また、近所への挨拶を忘れずに行うことで、快適な新生活が送れるようにしましょう。
電気や水道は直ちに使えますが、ガスの利用には立ち会いが必要です。これらのポイントを覚えておけば、新生活はスムーズに始まります。
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